介護場面における掛け声・オノマトペの動作調節機能に関する実証的研究
【研究分野】オラリティと社会
【研究キーワード】
相互行為 / ジェスチャー / マルチモーダル分析 / オノマトペ / 介護 / メタファー / 実験認知言語学 / 音象徴 / 音声 / 身体動作 / ケア / ELAN / マルチモダリティ / 動作 / 多感覚 / 共同作業 / 身体運動 / 会話分析 / 認知症
【研究成果の概要】
介護のさまざまな場面で発せられる「よいしょ」「せーの」といった掛け声や、「ふわーっと」「ちょーっと」といった擬態語、擬音語は、フレーズの中に豊かなアクセントを持ち、動作に応じて音の引き延ばしや中断ができる。この研究では、1. 掛け声やオノマトペは個人の運動を調整するのに役立っていること、2. オノマトペに含まれる音象徴は、それを表す様態の属性と関係があること、3. 掛け声やオノマトペは、動作に応じて異なるタイミングで音の引き延ばしや中断を行っていること、4. 発声は、介護者も利用者も行うことがあり、お互いが次に行う動作のタイミングの調整に役立っていることを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
篠原 和子 | 東京農工大学 | 工学(系)研究科(研究院) | 教授 | (Kakenデータベース) |
田中 秀幸 | 東京農工大学 | 工学(系)研究科(研究院) | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-07-18 - 2022-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)