中心市街地の新たな役割に着目した10万人都市の復興・再生プロセスの確立
【研究分野】都市計画・建築計画
【研究キーワード】
都市計画 / 震災復興 / 市街地整備 / 住環境 / 地方創生 / 中心市街地 / まちづくり / 空き家 / 都市再生
【研究成果の概要】
本研究では、人口10万人の地方都市の復興・再生プロセスにおいて、中心市街地の新たな役割というテーマを設定し、都市変容過程と中心市街地の社会的資源を分析し、地域再生のプロセスとマネジメント手法についての考察を行った。
その結果、都市の復興・再生プロセスに関して、2011年以降活発化した、個人や小規模な活動主体による事業や拠点の展開を把握し、中心市街地の役割を再定義した。また、市民主導の活動や事業と、行政施策に市民が応答することで生まれた活動・プロジェクト、双方の連携とネットワーキングにより展開した一連の運動領域などが判明し、都市固有のスケールと特性に合わせた社会的資源の蓄積が明らかになった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)