西アジア型初期食料生産経済の北方への波及プロセス
【研究分野】考古学
【研究キーワード】
中石器時代 / 新石器時代 / コーカサス / メソポタミア / 農耕牧畜 / 気候変動 / 考古学 / 狩猟採集 / 西アジア
【研究成果の概要】
11000年以上も前の西アジアに出現した農耕牧畜社会は、どのように周辺地域に拡散し、社会を変えていったのか。本研究においては、コーカサス地方における農耕牧畜の出現過程を、アゼルバイジャンにおけるギョイテペ、 ハッジ・エラムハンル・テペ、ダムジリという三つの遺跡調査をとおして論じた。その結果、当地の新石器化は、約8000年前、地元社会と拡散社会の密接な連関のもとに起こった急激な文化転換であったことが判明した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
吉田 邦夫 | 東京大学 | 総合研究博物館 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
|
【研究連携者】 |
門脇 誠二 | 名古屋大学 | 博物館 | 講師 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【配分額】42,640千円 (直接経費: 32,800千円、間接経費: 9,840千円)