遺骨収集・慰霊巡拝に関する「彼岸工学」的研究
【研究分野】宗教学
【研究キーワード】
慰霊 / 巡礼 / 南方戦 / 記憶 / 儀礼 / パフォーマンス / モノ / 宗教学
【研究成果の概要】
本研究では、戦後から現在まで日本人によって行われているアジア・太平洋戦争の旧戦地における遺骨収集・慰霊巡拝という行為に焦点を当て、インタビューや資料収集を通して、その概要を明らかにした。具体的には、戦死者の亡くなった瞬間と彼が置かれた戦没地からの時間的・空間的隔たりが、霊をはじめとする死者へのイメージや想いを喚起し、遺骨収集・慰霊巡拝という実践を促していることを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】2,330千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 330千円)