イメージ分析に対する生命形態学の影響をめぐる思想史的研究
【研究分野】思想史
【研究キーワード】
比較思想史 / 美術史 / 自然史 / 形態学 / 進化論 / イメージ / 生命論 / 想像力 / 博物誌 / 思想史 / 美学 / 形熊学 / ヘッケル / ヴァールブルク / ダーウィン
【研究成果の概要】
美術史における「様式」概念が、形態学的思考の共通性を通じて、ナチュラルヒストリー(博物誌/自然史)の「種」概念と密接に関係しながら形成された歴史的経緯を考察し、「様式」 の生成変化をめぐる新たなパラダイム成立(リーグルやキューブラー)や様式史からイメージ分析への転換(ヴァールブルク)と、進化論思想との関係を明らかにした。さらに、美術史とナチュラルヒストリーのこうした照応を背景として、「生命」 や「進化」のイメージが生み出される想像力の論理を解明した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】4,130千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 630千円)