古代ローマにおけるギリシア人彫刻工房の研究
【研究分野】美学・美術史
【研究キーワード】
美術史 / ギリシア・ローマ彫刻 / ギリシア美術 / ローマ美術 / 彫刻 / 工房 / ディジタルアーカイブ / 3次元ディジタル計測 / 3次元ディジタル形状比較 / ギリシア:イタリア / ブロンズ像 / 大理石像 / 3D計測 / ギリシア ; イタリア / ギリシア・イタリア
【研究成果の概要】
前1世紀、ローマではギリシア彫刻の蒐集熱が高まっていた。この需要に答えるべくギリシア人彫刻工房がとった戦略を、アテナイ人とイタリア南部のギリシア人を例にとり、文献、碑文、3次元ディジタル計測によるデータ解析から解き明かした。そして前者が「アテナイ人」という国籍にブランド・イメージを賦与して作品価値を高める一方で、後者が原型の使い回しにより、コピーだけでなく新しい作品をも生み出したことを明らかにした。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
池内 克史 | 東京大学 | 大学院・情報学環 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)