倒壊限界と地震動被災を考慮した津波による建物の崩壊メカニズムに関する研究
【研究分野】建築構造・材料
【研究キーワード】
津波避難ビル / 水理実験 / 連続波 / 鉄筋コンクリ-ト建物 / 漂流物 / 津波荷重 / 静的加力実験 / 倒壊 / 地震応答 / 建築構造 / 津波 / 孤立波 / ピロティ構造 / 震動実験 / 鉄筋コンクリ-ト建築物 / ピロティ / 崩壊
【研究成果の概要】
鉄筋コンクリ-ト造建築物の縮小試験体が崩壊に至る水理実験を実施して特に地震動による損傷と漂流物による閉塞効果の影響を検証した。2014年度にはピロティ構造の震動実験と孤立波による水理実験を実施し,地震動による損傷が津波による倒壊危険性を増大させることを実証した。2016年度には純ラーメン構造が連続波と漂流物によって倒壊に至る水理実験を実施し,漂流物の開口閉塞効果により大幅に増大する津波荷重を定量的に明らかにした。2015年度,2017年度には静的加力実験を行い,水理実験の試験体の耐力を確認した。以上の実験結果および検討成果を総括して津波避難ビルの設計用津波荷重の評価法を提案した。
【研究代表者】