相対論的マグノニクスの開拓
【研究分野】物性Ⅱ
【研究キーワード】
強相関電子系 / スピントロ二クス / マグノン / スピンエレクトロニクス / スピントロニクス / マイクロ波 / テラヘルツ波 / スピントロンクス
【研究成果の概要】
代表者の小野瀬は、マグノン励起における電気磁気結合を用いてCu2SeO3やCuB2O4のマイクロ波電気磁気効果を初めて測定することに成功した。また、LiFe5O8においてジャロシンスキー守谷相互作用に由来する非相反なマグノン伝搬を観測することに成功した。分担者の貴田は、フェムト秒レーザー照射による対称性の破れた強誘電体や強磁性体からのテラヘルツ電磁波放射現象の探索を行い、磁性強誘電体Co3B7O13I、LiFe5O8などからテラヘルツ電磁波が発生することを見出した。さらに、放射したテラヘルツ電磁波の位相を利用すると、電気分極ドメインが簡便に可視化できる新たなイメージング手法を開発した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
貴田 徳明 | 東京大学 | 大学院新領域創成科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】45,500千円 (直接経費: 35,000千円、間接経費: 10,500千円)