ランダム変異蓄積によるスイッチ機能の創発と高度化
【研究キーワード】
進化分子工学 / 合成生物学 / 転写因子 / ランダム変異 / 安定性調節 / 融合タンパク質 / 代謝物 / スクリーニング / センサー / センサ
【研究成果の概要】
タンパク質と低分子の結合のハイスループット探索法として,Thermal shiftアッセイが注目を集めている. 本研究では,このThermal shiftアッセイと同じことを,細胞内で一細胞レベルで実現できる技術を目指した. その第一歩として,任意の酵素に組織的にランダム変異を導入し,小分子(基質)との結合があって初めて機能構造を保持できるように創り変えることに成功した.これを転写因子などのレポータと連結することによって,いままで検出不可であった種々の代謝物のリアルタイム計測系の迅速な構築が可能となった.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
河合 繁子 | 千葉大学 | 大学院工学研究院 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【配分額】17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)