薄膜化による歪み制御を施した四面体基強誘電体の分極反転制御
【研究分野】無機材料・物性
【研究キーワード】
ferroelectrics / thin films / epitaxial strain / tetrahedral / ferroelectric / polarization switching / 強誘電体 / 薄膜 / 歪み / 四面体構造 / 分極反転
【研究成果の概要】
本研究は四面体構造および四面体/八面体ハイブリット構造を有する新規強誘電体の開発およびその強誘電性を実証することを目的とした。実験および第一原理計算の結果より、ウルツアイト型の四面体基強誘電体は分極反転に0.25eVの反転エネルギーを必要とする事が分かった。またハイブリット構造においては、k-Al2O3型構造をモデルとして適応し、反転エネルギーは0.1eVで実験的に分極反転を確認することができた。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)