超塑性ダイレス引抜きによる燃料電池用セラミックスマイクロチューブの創製法の開発
【研究分野】材料加工・処理
【研究キーワード】
ダイレス引抜き / 超塑性 / セラミック / 塑性変形 / 燃料電池 / セラミックス
【研究成果の概要】
本研究は超小型固体酸化物型燃料電池内に用いられるセラミックスチューブの細管化を超塑性ダイレス引抜きによって実現するものである.ジルコニアセラミックスを1700℃の温度までアセチレンバーナーで加熱し,ダイレス引抜きを行った.その結果,供給速度と引抜き速度を変化させることで,所望の断面減少率を得られることがわかった.1回のダイレス引抜きでは84%の限界断面減少率を示すことがわかった.また供給速度の低下に伴い,限界断面減少率が増加することがわかった.また複数回の加工を行うマルチパスダイレス引抜きにより初期外径6mmのジルコニアセラミックチューブから外径2.5mmの細管を創製することに成功した.
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)