ドライバーの体調予測に資する数理モデルの構築
【研究キーワード】
モデル化 / 自動車 / 交通事故 / 居眠り運転 / 体調モニタリング / 生体信号処理 / 温熱環境 / 非侵襲計測 / 機械力学 / 数理モデル
【研究成果の概要】
本研究は,自律神経の活動状態が心臓系に及ぼす影響を再現したモデルと末梢血管のモデルに心臓からの拍出流量のモデルと血管系のモデルを統合し,これに生理学・熱力学的な原理に基づいた人体の体温調節モデルを組み合わせて,温熱環境の変化と自律神経指標の変化の相関性を評価可能なモデルを提案した.実験では車室内環境を模擬したブースで室温を短時間の間に変化させながら被験者の心拍間隔を取得し,自律神経指標の変化を評価可能な実験環境を試作し,被験者による覚醒度の変化に関する実験を行い,提案したモデルの妥当性を検証した.
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【配分額】16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)