自動車の遠隔操縦における視覚情報の運転への影響評価と影響補償の為の車両制御の開発
【研究分野】機械力学・制御
【研究キーワード】
自動車の自動運転システム(AVCSS) / 高度道路交通情報システム(ITS) / 遠隔操縦 / ヒューマンマシンインタフェース(HMI) / 電気自動車
【研究成果の概要】
自動車の遠隔操縦において、カメラの条件や映像の条件などが低速域での運転に与える影響を明らかにし、評価結果に基づき遠隔操縦車両およびその制御を構築した。視覚情報の影響評価により、カメラの視野角の影響が大きく、フレームレートや解像度などの無線通信の性能に依存する条件の影響は相対的に小さいことを明らかにした。さらに遠隔操縦と直接運転の比較においては、体感情報の欠如の影響が小さく、視覚情報に配慮した遠隔操縦にシステムにより、直接運転に近い遠隔操縦を実現できることを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)