シリコンスラッジと銅粉との赤外線焼結による次世代リチウムイオン電池製作の試み
【研究分野】生産工学・加工学
【研究キーワード】
単結晶シリコン / 微粒子 / リチウムイオン電池 / 赤外線焼結 / 厚膜形成 / カーボンナノファイバー / 金属ナノ粒子 / シリコン / 金属微粒子 / 電極材料 / 複合材料 / 赤外線 / 焼結 / ポーラス構造 / 厚膜 / ウエハ切断
【研究成果の概要】
近年,電気自動車などに用いられているリチウムイオン電池の高容量化が求められている.本研究では,シリコンウェハ製造時に大量に排出される廃シリコン粉末を再利用し,赤外線焼結による低コスト・高容量リチウムイオン電池のシリコン負極の創製を試みた.負極の強度と導電性を付加するために銅粒子やCNFを廃シリコン粉末に混合し赤外線焼結を行い,赤外線焼結条件が膜の特性に対する影響の評価を行った.その結果,本提案手法により多孔質複合膜のシリコン負極を創製する可能性が示され,本技術の実用化に向けての課題が抽出された.
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)