構造物の内部における力の伝達経路に関する新しい指標の開発
【研究分野】機械材料・材料力学
【研究キーワード】
構造解析 / 有限要素法 / 荷重伝達 / 荷重経路 / U* / ナストラン / 相補エネルギー / 車体構造 / 自動車車体 / 検査荷重 / 振動
【研究成果の概要】
構造物の内部における荷重伝達を表現するため,U*なる指標を提案してきたが,この指標は分布荷重に対しては適用できない.これと相補的な概念であるU**なる指標を新たに提案した.この指標は慣性力による分布荷重にも適用できるため,乗用車車体の曲げ1次振動モードにおける荷重伝達の様子を表現することができた.しかし計算時間が膨大となる欠点があるが,新たに高速化計算アルゴリズムを提案し,計算時間を約400分の1に短縮することができた.このアルゴリズムはNASTARNに搭載され,一般に実用可能となっている.
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)