多機能性を有するナノユニット複合金属酸化物触媒の開発
【研究分野】環境関連化学
【研究キーワード】
ナノ材料 / VOC処理 / 光触媒 / 電荷分離 / 量子サイズ効果 / VOC処理 / 量子ドット / 触媒 / 電子移動 / ポーラス材料 / 金属酸化物 / 1-2nmの細孔 / シリカ / 複合 / 触媒活性 / 細孔構造
【研究成果の概要】
本研究では、1~2ナノメートル(nm)前後の微細な細孔構造を有するポーラスシリカを鋳型にして、様々な金属酸化物を導入及び複合させることで、エネルギー分野や環境浄化技術への応用が期待される新規機能性材料の開発を行った。主な成果としては、次の2点が挙げられる。①シリカ鋳型を用いてCr種を合成して得られた再生可能な酸化剤兼燃焼触媒:室温から連続的にVOC排ガス処理が可能。②酸化チタン-酸化タングステンのナノ複合微粒子:酸化剤作用と水熱合成法を組み合わせてナノレベルで両者を接合させることに成功:電荷分離を促進によるナノ複合光触媒活性の飛躍的な向上を確認。
【研究代表者】
染川 正一 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 開発本部開発第二部材料技術グループ 副主任研究員
(Kakenデータベース) 【研究分担者】 |
渡辺 洋人 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター | 開発本部開発第二部材料技術グループ | 副主任研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
今井 宏明 | 慶応義塾大学 | 理工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)