固体-液体界面の流動ダイナミックスに基づく表面機能材料の開拓
【研究分野】機能物質化学
【研究キーワード】
表面 / 自己組織化単分子膜 / 撥水 / シラン / 転落 / 加速度 / 傾斜 / 表面粗さ
【研究成果の概要】
固体表面へのシランの平滑コーティング技術、内部流動の可視化技術を駆使することにより、ナノレベルの表面粗さ、表面エネルギーの分布、シランの表面被覆率、液体の粘性等が液滴のの転落挙動に及ぼす影響を明らかにした。また風圧による水滴の移動に関する基本的知見を取得し、耐摩耗性に優れた透明超撥水膜を設計した。更にナノリッターレベルの微小液滴を用いた蒸発の特徴づけを行い、転落挙動と結びつけた。これらを通じて、高速液滴滑落表面の設計に関する基本的な知見を得た。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
亀島 欣一 | 東京工業大学 | 大学院・理工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)