層状窒化物超伝導体におけるキャリア数制御と電荷・スピンダイナミクス
【研究分野】物性Ⅱ
【研究キーワード】
超低温 / 超伝導 / 層状化合物 / 超伝導体 / 蜂の巣格子 / インターカレーション / 電子比熱係数 / 磁化率 / キャリア数制御 / 核磁気共鳴 / 層状超伝導体 / 少数キャリア / 電子格子相互作 / 同位体効果 / 上部臨界磁場 / クリーンリミット / 変調ドープ半導体 / 層間距離制御
【研究成果の概要】
金属原子と窒素原子が蜂の巣状に並び、さらにそれが層状に積み重なった構造を有する超伝導体において、電気伝導を担うキャリアの数や、蜂の巣格子面の面間隔を系統的に制御した一連の試料を作製し、超伝導転移温度やその他の物理的特性の、キャリア数に対する振る舞いを明らかにした。その結果、超伝導になるよりも高温では通常の金属とよく似た振る舞いを見せるが、その超伝導特性のうちのいくつかは、通常の超伝導体とは違った振る舞いを示すことがわかった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
藤 秀樹 | 神戸大学 | 大学院理学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
岩佐 義宏 | 東北大学 | 金属材料研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】35,490千円 (直接経費: 27,300千円、間接経費: 8,190千円)