分裂酵母を用いたGタンパク質共役型受容体のリガンド探索のためのアッセイ系の構築
【研究分野】機能生物化学
【研究キーワード】
GPCR / fission yeast / pheromone / GFP / フェロモン / グルコース / 分裂酵母 / リガンドセンサー / 創薬
【研究成果の概要】
本プロジェクトの目的はGPCRを利用したバイオセンサーの開発およびオーファンGPCRのリガンド探索スクリーニングシステムの構築である。分裂酵母に外来性GPCRを発現させて、リガンド応答を検出するためのレポーター株を構築した。分裂酵母には二つのGPCR経路があり、接合フェロモンシグナル伝達経路とグルコース伝達経路の下流にGFPを置くことで、シグナルの定量的な評価が可能なアッセイを確立した。これらのレポーター株に外来性GPCRを機能的に発現させるため、外来性GPCR のN末端や C末端を改変した。この結果分裂酵母由来のP3シグナルをN末端に付加した場合に外来性GPCRの発言量の増加が見られた。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)