個体間コミュニケーションによる行動変容の分子神経機構の解明
【研究分野】動物生理・行動
【研究キーワード】
異性間相互作用 / 個体群密度 / 嗅覚可塑性 / 線虫C. elegans / フェロモン / インスリンシグナル伝達経路 / 塩走性学習 / 線虫C.elegans
【研究成果の概要】
我々は、線虫C.エレガンスが個体間相互作用により嗅覚学習を変化させることや、異性の存在と塩の存在を組み合わせて学習することにより行動を変化させること、その過程にはいずれもフェロモンが係わることを明らかにしていた。本研究では個体間相互作用による行動制御の機構をさらに明らかにするため、異性学習におけるインスリン経路の役割とフェロモン制御遺伝子発現にTGFベータ経路が関わることを明らかにした。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
國友 博文 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
富岡 征大 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
豊島 有 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
土屋 純一 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 大学院生 |
鳥谷部 啓 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 大学院生 |
柳 秀一 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 大学院生 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【配分額】15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)