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イネSaga
イネ
に関するサイレントキーワード
光合成
が含まれる科研費採択研究2件
イネ
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光合成
が含まれる科研費採択研究 2件
農作物の組織・細胞レベルにおけるオゾン防御機構の解明
【研究分野】農業環境工学
【研究領域課題番号】
21248030 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
オゾン /
イネ
/ コムギ / アポプラスト /
光合成
/ 活性酸素 / アスコルビン酸 / 収量
【研究成果の概要】
地表オゾン濃度の上昇は、農作物生産に大きく影響すると予測される。本研究は、農作物のオゾン防御機構の解明により、影響の予測精度向上と影響緩和策の策定に資することを目的として行った。研究の結果、オゾンの影響程度が生育時期や品種で異なること、影響の違いが抗酸化物質量と関連する場合のあること、その一方でオゾン自体よりもオゾンへの植物の応答で生じた余剰エネルギーや酸化性物質の影響が大きいことなどが分かった。
【研究代表者】
小林 和彦 東京大学 大学院・農学生命科学研究科 教授
(Kakenデータベース)
【研究分担者】
寺島 一郎
東京大学
理学系研究科
教授
(Kakenデータベース)
山川 隆
東京大学
大学院・農学生命科学研究科
教授
(Kakenデータベース)
佐々木 治人
東京大学
大学院・農学生命科学研究科
准教授
(Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】46,800千円 (直接経費: 36,000千円、間接経費: 10,800千円)
葉の老化に対する光の制御機構
【研究分野】植物生理学
【研究領域課題番号】
04454012 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
葉 / 老化 / 光制御 / タンパク質分解 / クロロフィル /
光合成
/ 葉緑体 /
イネ
【研究成果の概要】
1.葉の老化に伴ってタンパク質が分解され、葉の窒素含量が低下する。通常の植物ではタンパク質分解に対する葉齢と被陰の影響を分離できない。そこで、横に這わせたつる植物(セイヨウアサガオ)を用い、葉を同一光条件で育てることにより、葉齢に伴って窒素含量は低下すること、しかし、葉の置かれた光環境がより強い制御作用を持ち、光強度の低下とともに葉の窒素含量が低下することを見出した。
2.群落状に生育させた
イネ
を用い、さらに光の制御作用を詳しく解析した。上部の葉により被陰された古い葉は、強い光強度下で測定した最大
光合成
活性は次第に低下するものの、光を吸収し、利用する効率は高く維持されていることを見出した。したがって、葉は暗くなった光環境に順化しながら
光合成
を行なっていると考えられる。さらに、この
光合成
系の順化的な変化は、被陰によって暗くなる光環境自身が信号となって起きる現象であることが見出された。光の吸収、利用に関与する集光性クロロフィルタンパク質や系Iと系IIの光化学反応中心の分解は非常に弱い光で抑えられるので、被陰されてもかなり安定に存在する。一方、
光合成
の暗過程に関与するRuBPカルボキシラーゼやATPaseなどの分解抑制には強光が必要であり、このため、少し暗くなるとその分解が進行する。そして、前者は主としてフィトクロム系により制御されており、後者はフィトクロム系、
光合成
系の他に青色効果も関与する非常に複雑な反応系で調節されていることが示された。
3.上記の結果と関連して老化の進行に伴い、葉緑体の数も大きさも供に減少し、このため葉緑体の量が大きく減少することが示された。
【研究代表者】
加藤 栄 東京大学 理学部 教授
(Kakenデータベース)
【研究分担者】
園池 公毅
東京大学
理学部
助手
(Kakenデータベース)
寺島 一郎
東京大学
理学部
助手
(Kakenデータベース)
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992
【配分額】6,600千円 (直接経費: 6,600千円)