雑種形成に着目した生物多様性の進化維持機構の理論的研究
【研究分野】生物多様性・分類
【研究キーワード】
雑種 / 種分化 / 生物多様性 / 超越分離 / 個体ベースモデル / 種分化の逆転
【研究成果の概要】
外来種や生息環境の破壊がもたらす雑種形成が問題となっている。雑種形成により2種が融合して1種となる「種分化の逆転」が起こることもあるが、雑種が第3の種として新たな生息地で確立する「雑種種分化」が起こることもある。本研究ではコンピュータシミュレーションを用いて、生息環境の改変が近縁な2種の雑種形成をもたらした場合、雑種種分化ではなく種分化の逆転が起きてしまう可能性が高いことを明らかにした。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
小椋 直子 | 東邦大学 | 理学部 | 生物学科4年 |
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【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】1,840千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 240千円)