欧米分類学者の命名による日本産植物のオリジナル・マテリアル及びタイプの特定
【研究分野】生物多様性・分類
【研究キーワード】
タイプ / 命名 / 標本 / 日本産植物 / 欧米分類学者 / レクトタイプ / オリジナル・マテリアル / 分類群 / Siebold / 種子植物
【研究成果の概要】
植物学名の国際的命名法で、タイプ指定が要件になる1957年より以前に命名された学名にはタイプが特定されていないものがあり、日本産植物ではSiebold及びSiebold & Zuccariniのタイプ特定が研究上難問と予測されていた。理由は記載論文中に命名に用いられた標本の記述がなく、タイプに選ばれる可能性のある標本の特定が困難な点にあった。ライデン、ミュンヘン、東京に分散収蔵されるSiebold標本を精査し、裸子植物および被子植物の78科434種について、Siebold及びSiebold & Zuccariniにより研究に用いられたオリジナル・マテリアルを特定し、タイプを選定した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
池田 博 | 東京大学 | 総合研究博物館 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
秋山 忍 | 独立行政法人国立科学博物館 | 植物研究部 | 研究主幹 | (Kakenデータベース) |
勝山 輝男 | 神奈川県立生命の星 | 地球博物館・企画情報部 | 企画情報課長 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
THIJSSE Gerard | オランダ国立植物標本館 |
ESSER Hans-Joachim | バイエルン州立植物標本館 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【配分額】17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)