トレハロースとLEAタンパク質の機能から探る生物の極限乾燥耐性の分子機構
【研究分野】生物物理学
【研究キーワード】
タンパク質 / 核酸の構造 / 動態 / 機能 / LEAタンパク質 / トレハロース / 乾燥耐性 / 水 / 細胞膜 / 巨大リポソーム / 凝集抑制 / 幹燥耐性 / ガラス状態
【研究成果の概要】
ネムリユスリカをはじめとする生物の極限乾燥耐性の分子機構として、1) LEAタンパク質の乾燥誘導構造化(αへリックスコイルドコイル形成)とガラス化状態におけるトレハロースとの相乗効果(鉄筋コンクリートモデル)、2) LEAタンパク質のイオンスキャベンジャー効果とタンパク質凝集抑制効果、が重要であることが判明した。また、トレハローストランスポーターの立体構造モデリングを実行し、輸送機構について知見を得た。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
黄川田 隆洋 | 独立行政法人農業生物資源研究所 | 乾燥耐性研究ユニット | 主任研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)