ラジカル対機構がもたらす青色光受容センサータンパク質の動作原理の解明
【研究分野】生物物理学
【研究キーワード】
光生物 / BLUF / 磁場効果 / EPR / ESR / フラビン / センサータンパク質 / ラジカル対 / 時間分解EPR / 時間分EPR / BLUP
【研究成果の概要】
電子スピン共鳴(ESR)法により青色光センサータンパク質BLUFの構造機能解析を行った。光励起に伴いBLUFにおいてFADH・-Tyr・ラジカル対が生成する。パルスESR法によりこのスピンの特性を調べた結果、ラジカル対がS=1の完全な三重項状態であることがわかった。また、緩和時間の温度依存性を解析することによりスピン間の相互作用の大きさ2J=6 to 8 cm^-1^が求められた。更にラジカル間相互作用を決定し磁気的構造を明らかにすることによってタンパク質2量体の構造を明らかにした。加えて時間分解ESR法を用いてラジカル対生成の反応過程を明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小野 高明 | 茨城大学 | 工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
増田 真二 | 東京工業大学 | バイオ研究基盤支援総合センター | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)