繊毛虫の多様性を利用した翻訳終結因子の終止コドン認識機構の解析
【研究分野】分子生物学
【研究キーワード】
タンパク質合成 / 遺伝暗号 / 原生生物 / 翻訳終結因子 / 翻訳 / コドン / 繊毛虫 / eRF1
【研究成果の概要】
繊毛虫類の終止コドン認識に関わるアミノ酸残基を同定することを目的とし、3つの終止コドンを認識するDileptusmargaritiferと変則的な終止コドン認識を行うEuplotesraikoviのeRF1の特定のアミノ酸残基を変異させ、酵母の系で認識能力を調べることにより、終止コドン認識に関わるアミノ酸残基を同定することを目指した。K25、R128、H134について調べたところ、eRF1ドメイン1の128番目のアミノ酸残基Rが、繊毛虫eRF1においてUGA認識に関わる重要な残基であると考えられた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
洲崎 敏伸 | 神戸大学 | 大学院・理学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
伊藤 耕一 | 東京大学 | 大学院・新領域創成科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)