RNA鎖の連結に関与する酵素群の同定とその性状解析
【研究分野】分子生物学
【研究キーワード】
RNA連結 / RNAリガーゼ / 超好熱性アーキア / 再構成系 / tRNA / アーキア / 生化学 / 分子生物学 / プロテアーゼ / トランスポゾン / 複合体 / Pyrococcus furiosus / RNA ligase / RNAプロセシング / イントロン / tRNA前駆体 / 組換え体酵素
【研究成果の概要】
超好熱性アーキアであるPyrococcus furiosusをモデル生物として用い、同アーキア由来でRNA鎖の連結に関わると考えられる3種の酵素に対応する遺伝子を単離し、その組換え体タンパク質を大腸菌にて産生、精製した。これらは、我々が発現クローニング法にて見いだした(a)2'-5' RNAリガーゼ様のPF0027タンパク質。また既に報告がある酵素のホモログとして同定した(b) T4 RNAリガーゼタイプのPF0353タンパク質、及び(c) RtcBリガーゼタイプのPF1615タンパク質である。さらに、これらの酵素と関連する複数の遺伝子を単離し、その組換え体タンパク質を用いて試験管内のRNA連結反応を解析する系を構築した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
慶應義塾大学 | 大学院 | 学生 |
慶應義塾大学 | 先端生命科学研究所 | 技術員 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)