非定常PSP計測法の革新:高輝度発光電気化学セルPSPによる測定精度の飛躍的向上
【研究分野】流体工学
【研究キーワード】
感圧塗料 / 発光電気化学セル / 高輝度 / イオン液体 / LEC / PSP / 圧力計測 / 高速度計測 / 電気化学発光セル / 高輝度化 / 高精度 / 流体工学 / リモートセンシング / 航空宇宙工学
【研究成果の概要】
感圧塗料(PSP)は物体上の圧力分布を,CCD/CMOSカメラなどを用いて光学的に面計測できる新しい計測法である.本研究は,シャッタースピードが1-100µsと非常に短い高速流体現象を高精度で計測するために,発光電気化学セル(LEC)の原理に基づく電気励起式の高輝度LEC-PSPの開発を行った.感圧色素PtTFPPを使用したLECの作成方法を検討し,適切な調合割合,膜厚,作成条件を見出した.このLEC-PSPはスプレー塗装で作成した従来のPSPと同等の圧力感度と約36倍の発光強度を示し,取得画像のS/N比向上とそれに伴う計測精度を大幅に向上させることができることが示した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
松田 佑 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
森 竜雄 | 愛知工業大学 | 工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)