多点同時多変量ラマンスペクトル分解による細胞識別法の開発
【研究分野】分析化学
【研究キーワード】
ラマン分光法 / 細胞 / 多変量解析 / 分子解析 / 非破壊分析 / 生細胞 / 分子レベル解析
【研究成果の概要】
顕微ラマン分光法によって、非破壊・非染色の分子分析が可能となる。細胞の種類や状態の違いを、ラマンスペクトルを通じて、分子マーカーを特定しながら識別する新規技術の開発を行った。細胞内部構造を反映した多点測定ラマンスペクトルをデータセットとして、多変量スペクトル分解を施すことで、細胞識別に寄与する分子スペクトルを抽出することが可能となった。ここで得られるスペクトルは、候補となる分子マーカーのスペクトルと比較することで、その分子構造情報まで考察できるところに特徴がある。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)