クロス及びマルチカップリング反応の高効率触媒系の構築と高度制御
【研究分野】合成化学
【研究キーワード】
クロスカップリング / 多成分カップリング / 遷移金属触媒反応 / アート型錯体 / アルキル化 / グルニャール試薬 / ジエン / グリニャール試薬 / ニッケル / 銅 / ロジウム / ブタジエン / エーテル / 脂肪酸 / 錯体・有機金属触媒 / パラジウム / 銀 / アルキン / ハロゲン化アルキル / Pd触媒 / クロロシラン / アリルシラン / Ag触媒 / Ni触媒 / チタノセン触媒 / 有機金属試薬
【研究成果の概要】
立体的に嵩高い2級および3級アルキル基の導入反応、ジエンやアルキン等の不飽和炭化水素を組み込む多成分カップリング反応、化学的に不活性なC-F, C-OおよびC-H結合の切断を伴ったクロスカップリング反応など、遷移金属触媒を活用した炭素-炭素結合生成の新手法を種々開発すると共に、アニオン性遷移金属錯体を鍵活性種とする触媒反応の新分野を開拓した。また、有機金属試薬、有機カルコゲンおよびハロゲン化物の付加反応を開発し、炭素骨格とヘテロ原子官能基を炭素-炭素不飽和結合に一挙に導入する触媒反応を開発した。さらに、電子的および構造的な柔軟性を有する遷移金属錯体を活用した新触媒反応を開発した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
國安 均 | 大阪大学 | 大学院工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
岩﨑 孝紀 | 大阪大学 | 大学院工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008-05-12 - 2013-03-31
【配分額】159,510千円 (直接経費: 122,700千円、間接経費: 36,810千円)