シリコーン骨格ポリロタキサンにより環動性を有する有機-無機ハイブリッド材料の創製
【研究分野】高分子化学
【研究キーワード】
ポリロタキサン / 環動性 / 有機・無機複合材料 / ミセル / 環動ゲル / スライディ ング転移 / エントロピー / 粘弾性緩和 / 有機無機ハイブリッド / シリコーン / ダイナミクス / スライディング転移 / スライディング弾性 / 超分子化学 / 自己組織化 / 有機・無機複合材
【研究成果の概要】
有機成分と無機成分の相対的位置変化が可能な革新的な有機-無機ハイブリッド材料の創成を目指し、前駆体であるポリロタキサン溶液の構造解析を行い、一分子内での各成分の分布を明らかにした。この凝集形成に及ぼす末端封鎖基の効果を調べるため、ポリロタキサンの新規合成法を開発した。合成法開発の結果得られた新規ポリロタキサンを架橋した環動材料の粘弾性測定より、各成分の相対位置変化に相当するダイナミクスを初めて捉え、環動材料の弾性の起源に関する新たな知見を得た。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)