反射色の自在制御が可能な電場応答性ソフトマテリアルの開発
【研究分野】有機・ハイブリッド材料
【研究キーワード】
コレステリック液晶 / キラルドーパント / 反射型ディスプレイ / 電子ペーパー / 構造色 / 電気化学応答 / 液晶 / 電場応答
【研究成果の概要】
液晶ディスプレイはバックライトを必要とすることから消費電力が高いことで知られている。一方環境光を反射することで発色する反射型ディスプレイはバックライトを必要としないことからディスプレイデバイスの省電力化に貢献すると考えられている。そのようなディスプレイデバイスに用いる材料としてコレステリック液晶が知られている。本研究では、コレステリック液晶が示す反射色を電気的に変化させることができる新しい添加剤(ドーパント)を開発した。本ドーパントを用いる事で変化した色をメモリー出来るデバイスや、低電圧かつ高速に色変化を実現できるデバイスの開発に成功した。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)