繊維・フィルムの溶融成形における高次構造形成挙動に及ぼす流動履歴効果の解明
【研究分野】高分子・繊維材料
【研究キーワード】
分子配向 / 絡み合い / 3次元複屈折 / レーザー加熱紡糸 / 二軸延伸 / ポリエーテルエステル / 弾性繊維 / 低温特性 / 逐次二軸延伸 / 緩和時間 / 超急冷紡糸 / 絡み合い点密度 / ドローレゾナンス / 面配向 / 複屈折 / 配向結晶化 / 一軸延伸 / 応力光学則
【研究成果の概要】
本研究では、溶融成形過程における温度・応力場の制御を、特に長緩和時間を有する構造の形成や緩和挙動に注目して行い、分子差の絡み合い構造の変化に関する検討を通じた、成形品の構造・物性変化の発現機構を明らかにすることを試みた。
絡み合いの状態は、高次構造解析で確認することができないため、絡み合い制御の直接的証拠は得られないが、さまざまな間接情報、数値解析の併用により、絡み合い制御の有用性の一端を明らかにすることができた。
【研究代表者】