燃料電池用次世代材料:触媒・電解質一体型ナノファイバーの開発
【研究分野】反応工学・プロセスシステム
【研究キーワード】
固体高分子形燃料電池 / プロトン伝導体 / 白金合金触媒 / ナノネットワーク / 酸素還元反応 / カーボンフリー / 触媒層 / 三相界面 / ナノファイバー / ナノ粒子連結ネットワーク / 燃料電池 / 触媒 / ネットワーク / プロトン伝導 / 白金合金 / 超臨界
【研究成果の概要】
本研究は、固体高分子形燃料電池の触媒層に求められる全ての機能(プロトン伝導性、導電性、触媒活性)を単一の材料に集約化したカーボンフリー触媒・電解質一体型ナノファイバーを提案・実証した。本材料は、プロトン伝導性ナノファイバー表面を白金合金ナノ粒子が融着したナノネットワークで被覆した構造を有するため、効果的な三相界面形成が可能である。本研究では、耐熱性の高いZr系無機プロトン伝導性ナノファイバーを作製し、さらに、その表面を高い酸素還元活性を示すPt-Feナノネットワークで被覆した一体型材料の開発に成功した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)