東南アジア・マングローブ域の環境劣化機構と持続可能な利用条件に関する調査
【研究分野】水工学
【研究キーワード】
マングローブ / 海岸侵食 / 地盤沈下 / 気候変動 / 持続可能性 / EcoDRR / 沿岸環境 / 防災・減災 / 水工水理学 / 海岸工学 / 東南アジア / 環境再生 / 沿岸防災 / サステイナビリティ / 水工学 / 生態系修復・整備 / 防災 / 国際協力 / リモートセンシング / 国際研究者交流 / マングローブ沼地 / 泥干潟 / 合意形成 / エビ養殖池
【研究成果の概要】
タイ,インドネシア,ベトナムのマングローブ沼地を主対象とし,空中写真解析,測量,空撮,波浪・水質観測,アンケート・インタビュー調査を行い,マングローブ沼地の持続的な利用条件について検討した.長期的な空中写真解析からマングローブ沼地の消失要因と保全に有効な条件を考察した.また,竹柵と石積堤を用いたマングローブ再生事業の評価から,十分な消波による土砂堆積促進と苗木定着までの丁寧な人的介入の有効性が示された.さらに,著しい海岸線後退の見られた地域において,相対的な地盤沈下や違法なマングローブ伐採,近隣河川の流路変更に伴う土砂供給の変化に影響を受けており,行政や住民の適応に向けた方策について考察した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
鈴木 崇之 | 横浜国立大学 | 大学院都市イノベーション研究院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
ラスミーマスムアン タムヌーン | |
アチアリ ヘンドラ | |
ヴァン トリ | |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【配分額】16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)