日本のエネルギー政策思想についての国際歴史共同研究
【研究分野】経済史
【研究キーワード】
エネルギー政策 / 技術選択 / 石油戦略 / 石炭 / 電力供給 / 原子力発電 / 中国、韓国、台湾 / 国際研究者交流 / 危機管理 / 中国 / 韓国 / 台湾 / 国際情報交換 / 石油 / 原子力 / エネルギー政策史 / アメリカ
【研究成果の概要】
国際歴史共同研究により、エネルギーが利用可能な技術と密接な関係を持つことが改めて確認された。石炭は開国後の日本の交易と工業化を支えた。電力が近代化に資するであろうことは、電力利用が始まった19世紀に認識されており、日本では民間会社により電力供給網が構築された。石油が交通エネルギーに利用され始めると石油は日本の重要な輸入品目になり、日本の石油政策は対外関係や国際環境、輸出企業の経営戦略にも左右されるようになった。原子力の平和利用により原子力発電が始まり、中国では現在急ピッチで原子力発電所が建設されている。日本のエネルギー政策を考える際には、世界のエネルギー動向を考慮に入れる必要がある。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
牧野 邦昭 | 摂南大学 | 経済学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
尹 暁亮 | 南開大学 | 日本研究院 | 准教授 |
林 采成 | ソウル国立大学 | 日本研究所 | 准教授 |
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【研究協力者】 |
荒川 憲一 | 防衛大学校 | 教授 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)