地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明
【研究分野】環境農学
【研究キーワード】
海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 / 有機基質 / 有機無機相互作用 / 結晶多形 / 基質タンパク質 / バイオミネラリゼーション / その場観察 / 温室効果ガス / サンゴ / 軟体動物
【研究成果の概要】
海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小暮 敏博 | 東京大学 | 大学院・理学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】152,750千円 (直接経費: 117,500千円、間接経費: 35,250千円)