狭小域分布性固有種を多数含む大陸部動物相から大陸における固有種創出の普遍則を探る
【研究分野】生物多様性・分類
【研究キーワード】
地理的障壁 / インドシナ半島 / 種分化 / 地理的隔離 / 小型哺乳類 / リス類 / コウモリ類 / ベトナムリス / イラワジリス / 集団隔離 / 系統地理学 / ハイガシラリス
【研究成果の概要】
インドシナ半島に生息するリス科齧歯類等の小型哺乳類において,河川及び海洋による地理的隔離が種分化の要因であることが示唆された.しかしながら,現在のインドシナ半島に存在するメコン川等の地理的障壁では簡単に説明することが出来ない系統地理学的結果も得られたことから,今後さらに詳細な研究が必要であることが示された.また,研究計画の主目的とは逸れるが,新種のコウモリ1種及びリス1種をベトナムにおいて発見し記載・報告することに成功した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
遠藤 秀紀 | 東京大学 | 総合研究博物館 | 教授 | (Kakenデータベース) |
本川 雅治 | 京都大学 | 総合博物館 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
木村 順平 | ソウル大学 | 獣医学部 | 教授 |
Son Truong Nguyen | 生物資源生態研究所 | 研究員 |
Thida Oo | 西ヤンゴン大学 | 動物学部 | 教授 |
Wynn Than | | 野外調査ガイド |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【配分額】11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)