微量一酸化窒素の安定同位体比測定による生成・消滅過程の解明
【研究分野】地球宇宙化学
【研究キーワード】
大気圏 / 水圏化学 安定同位体 / 一酸化窒素 / 安定同位体比 / 微量分析法
【研究成果の概要】
一酸化窒素(NO)は、微生物活動や燃焼過程などにより生成し、対流圏オゾン生成や窒素沈着に関わる重要な微量気体の一つである。窒素や酸素の安定同位体比がNOの生成・消滅に関わる反応経路の識別に有効な指標になりうることに着目し、簡便・迅速な高精度窒素・酸素同位体比測定法の開発を試みた。NOの生成過程の一つであるバイオマス燃焼について、草本、木本の複数の試料を用いて模擬実験を行い、得られたN2Oの濃度、同位体比測定結果をもとに、NOの生成・消滅過程を考察した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
山田 桂太 | 東京工業大学 | 大学院・総合理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
吉田 尚弘 | 東京工業大学 | 大学院・総合理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
下島 涼介 | 東京工業大学 | 大学院・総合理工学研究科 | 修士課程学生 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)