餌料・輸送環境解析に基づくニホンウナギの回遊生態の解明と資源管理方策の提言
【研究分野】水産学一般
【研究キーワード】
ニホンウナギ / 産卵回遊 / 北赤道海流 / 炭素窒素安定同位体比 / 数値シミュレーション / 生息環境 / 利根川水系 / タグ / 護岸 / 摂餌 / 海洋環境 / 塩分フロント / エルニーニョ
【研究成果の概要】
ニホンウナギの回遊生態と生息環境の解明を目的として、産卵域が位置する北赤道海流域および代表的な生息水域である利根川水系での調査を中心に研究を実施したものである。その結果、レプトセファルス幼生は表層で懸濁態有機物を摂餌し、同じ形態を有していても種によって摂餌する水深が異なっていること、幼生の輸送過程は大西洋と大きく異なること、成魚は餌生物が多様な自然堤防域を好んで生息することなどを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
北川 貴士 | 東京大学 | 大気海洋研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
銭本 慧 | 東京大学 | 新領域創成科学研究科 | 学生 |
板倉 光 | 東京大学 | 新領域創成科学研究科 | 学生 |
宮崎 幸恵 | 東京大学 | 領域創成科学研究科 | 学生 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【配分額】16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)