巨大地震アスペリティの実体解明のための海域構造調査および解析手法の開発
【研究分野】固体地球惑星物理学
【研究キーワード】
アスペリティ / プレート境界 / 人工地震構造調査 / 反射強度 / 巨大地震 / 地震 / 人工地震調査 / 震源波形 / ニュージーランド / 速度構造 / 海洋性地殻 / 不均質構造
【研究成果の概要】
海底下~10km以上深いプレート境界面上で、プレート間の固着が強い場所が、繰り返し発生する海溝型巨大地震の震源域である。なぜ固着強度が強くなるのか、その要因を解明するために、海域で人工震源を用いて行う構造調査で取得される波形記録の解析手法の開発を行った。これまでの手法では不十分であった解像度の向上に成功し、屈折波やプレート境界からの反射波に関して、到達エネルギーを明瞭に確認することができた。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2012
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)