新しい接触・摩擦理論構築のためのマルチスケールシミュレータの開発
【研究分野】機械材料・材料力学
【研究キーワード】
マルチスケール解析 / 摩擦 / 凝着 / 樹脂 / 機械材料・材料力学 / 有限要素法 / 分子動力学 / 摩擦係数
【研究成果の概要】
固体間摩擦はマルチスケールのラフネス(multi-asperity)が関与する複雑系の現象であることがわかってきている.本研究では,ラフネスのスケールをマクロ・メゾ・ナノの三つに領域に分け,それぞれのスケールのモデリングを統合するマルチスケールシミュレータを開発する.すなわち,マクロスケールのうねりには陽解法接触・摩擦有限要素法を,メゾスケールのフラクタル(セルフアフィン)なラフネスにはPerssonモデルを,ナノスケールのラフネスには分子動力学シミュレーションを用い,それぞれのスケールを有機的につなぐことを試みた.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
酒井 信介 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
田中 展 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)