繰り返し地震にかかる統計的予測手法のベイズ型時空間モデルへの発展
【研究分野】固体地球惑星物理学
【研究キーワード】
繰り返し地震 / 地震予測 / 更新過程 / ベイズ予測 / ガウス過程事前分布 / 時空間モデル / プレートテクトニクス / 東日本大震災 / プレート沈み込み速度推定 / 東日本太平洋沖 / スロースリップ / 前震活動 / ロジスティック回帰 / 2016年熊本地震 / 繰り返し地震群 / 局所不連続スプライン / 内陸活断層地震 / 長期地震予測 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / 繰り返し地震予測 / 内陸活断層地震の長期予測 / 時空間点過程 / Brownian Passage Time分布 / 長期的スロースリップの時空間的変動 / 国際情報交換 / アメリカ
【研究成果の概要】
日本内陸には非常に多数の活断層が分布し,大地震を将来引き起こす危険を孕んでいる.大地震の予測においては,その活動周期の長さゆえにデータの不足および信頼性の問題がつきまとう.これらに起因するパラメータの推定誤差やデータの不確定性に対処し,安定した予測性能を確保する手段として,ベイズ予測手法を確立した.
また,小規模の繰り返し地震も,プレート境界の準静的滑りが再来間隔に反映されるため,プレート境界滑りのモニタリングに有効である.そこで,更新過程を拡張した時空間モデルを開発し,プレート境界の滑り速度の時空間分布を推定した.
【研究代表者】
【研究協力者】 |
内田 直希 | 東北大学 | 理学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
尾形 良彦 | 情報・システム研究機構 | 統計数理研究所 | 名誉教授 | (Kakenデータベース) |
松浦 充宏 | 情報・システム研究機構 | 統計数理研究所 | 外来研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)