熱帯の気候変動モードの長期変調と海の温暖化現象に関する研究
【研究分野】気象・海洋物理・陸水学
【研究キーワード】
大気海洋相互作用 / 気候変動 / ダイポールモード現象 / 地球温暖化 / インド洋 / セーシェルドーム / 大気海洋結合モデル
【研究成果の概要】
観測データ、モデル結果、サンゴ年輪解析の結果より、西インド洋の温暖化によって10年周期だったダイポールモード現象が2年前後に短周期化し、エルニーニョ/南方振動現象に代わってインド洋の気候を支配していることがわかった。また、大西洋南北ダイポールと亜熱帯ダイポールについては、新しいメカニズムを提唱することに成功した。さらに、インド洋熱帯域のセーシェルドームとその直上の海面水温の変動メカニズムを明らかにした。
【研究代表者】