微生物系の集団運動に及ぼす近接流体力学的相互作用の効果
【研究分野】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究キーワード】
アクティブマター / ソフトマター / 流体力学的相互作用 / レオロジー / コロイド / 微生物
【研究成果の概要】
本研究プロジェクトにおいて、モデルアクティブ系の集団運動に及ぼす近接流体力学的相互作用の効果について研究を行い、以下の事柄を明らかにした: アクティブ粒子間の流体力学的相互作用は、粒子サイズ程度の距離に近接すると、自己推進性そのものに強く影響を及ぼす。特に、流体力学的相互作用による自己トラップ効果により、過渡的な巨大構造形成が低密度領域で促進される。関連して、コロイド分散系のゲル化における流体力学的相互作用の役割や高密度ガラス形成液体の非線形レオロジーについて研究を行った。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)