M理論による双対性と可解性の導出
【研究分野】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究キーワード】
ストリング理論 / ゲージ理論 / 双対性 / 可解模型 / 量子変形 / Gerbe / 表現論 / 超対称性 / 量子代数 / M理論 / ブレーン / インスタントン / q変形代数 / 無限次元対称性 / Seiberg-Witten曲線 / Virasoro代数 / 可解格子模型 / Seiberg-Witten理論 / M理論 / 非線形代数 / ソリトン / 超対称ゲージ理論 / 自己双対場 / 戸田方程式 / W代数
【研究成果の概要】
一つの物理系に対して見かけ上異なる記述法が同等になることを双対性と呼ぶ。双対性を用いると複眼的に物理系をとらえることができるので理論的に調べられる範囲が大幅に広がる。一方で双対性を厳密な意味で証明することは一般的には難しい。この研究ではゲージ理論と呼ばれる素粒子の基礎理論に関する双対性を、量子変形された無限次元対称性を用いて厳密に記述する方法を開発した。また、幾何学的な記述に対してもある程度の知見が得られた。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)