マイクロ回折粒子を用いた中性子1分子追跡法の実現
【研究分野】量子ビーム科学
【研究キーワード】
中性子 / 1分子 / バイオサンプル / 1分子 / 動態計測 / 1分子計測
【研究成果の概要】
直径マイクロメートル以下の中性子回折する微結晶を目的分子に標識し、秒レベルの時分割で中性子1分子追跡法(Diffracted Neutron Tracking :DNT)を実現することを目標に研究を進めてきた。同様の発想でX線及び電子線において1分子追跡法はすでに実現させており、本研究成果で3大量子ビ ームを用いた1分子追跡法が完成させることになる。標識可能なナノ結晶の素材を決定するために、金ナノ結晶とダイヤモンド結晶の中性子回折評価を行った。その結果、直径0. 1ミクロンのダイヤモンド結晶の方が、非常に高感度であることをJ-PRAC(NOVA BL21)での実験で証明できた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
大友 季哉 | 高エネルギー加速器研究機構 | 物質構造科学研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)