ポジトロニウムをプローブとする局所磁場測定法の開発
【研究分野】物性Ⅱ
【研究キーワード】
磁気共鳴 / 陽電子 / ポジトロニウム / スピン回転 / 磁場 / 消滅放射線 / LaBr3(Ce)シンチレータ / デジタルオシロスコープ / 消滅γ線 / PsSR / 局所磁場測定 / LaBr3(Ce)シンチレータ結晶 / スピンローテーション / LaBr3(Ce)シンチレータ結晶 / ガンマ線検出器 / 凝集系
【研究成果の概要】
ポジトロニウムは磁場中においてスピン回転する。このスピン回転にともなって、ポジトロニウムの対消滅で放出されるガンマ線の方位分布も回転するため、ポジトロニウムの回転周波数に応じて放射線の計数率が振動する。本研究は、この計数率の振動数を測定することで、逆にポジトロニウムの感じる局所磁場を求める試みであり、技術上の問題点を解決することによって、はじめて物質(ヘキサン)中で、ポジトロニウムスピン回転信号の観測に成功した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
澁谷 憲悟 | 東京大学 | 大学院・総合文化研究科 | 助梗 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)