高効率スピン偏極光電子分光による表面磁性の研究
【研究分野】物性Ⅰ
【研究キーワード】
スピン分解光電子分光法 / 高効率スピン検出器 / VLEED型スピン検出器 / 表面磁性 / スピントロニクス / スピン分解光電子分光 / 高効率 / 3次元スピン解析 / シャーマン関数 / 低速電子線回折 / フィギュアオブメリット
【研究成果の概要】
スピンを分離して電子状態を測定するスピン分解光電子分光法は従来のスピン分析法が非常に非効率であったため,測定に長時間かかるにも関わらずエネルギー、角度分解能を落として測定せざるを得なかった。そのためこれを用いた物質の磁性研究は必ずしも十分行えていなかった。本研究では新しく高効率のスピン分析器を開発し、その検出効率は従来の100倍に向上し、エネルギー角度分解能を格段に上げたスピン・角度分解光電子分光測定が可能となった。
【研究代表者】