NanoSIMSを用いた超高解像度海洋古環境復元
【研究分野】環境動態解析
【研究キーワード】
環境変動 / 古環境復元 / 海洋科学 / 地球化学 / 質量分析 / 地球科学 / 海洋化学 / NanoSIMS
【研究成果の概要】
サンゴや二枚貝などの海洋生物は、成長する際の周囲の水温や塩分などの環境情報を記録しながら炭酸塩を主成分とする骨格や殻を作る。従来の分析手法と比較して非常に高い空間分解能で固体試料が分析可能な二次元高分解能二次イオン質量分析法(NanoSIMS)を、生物起源炭酸カルシウム試料に応用する事で、飛躍的に高い時間解像度で過去の環境や生態的な情報を復元することに成功した。また生物起源炭酸カルシウムに安定同位体を用いてラベリングする手法を確立した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
白井 厚太朗 | 東京大学 | 大気海洋研究所 | 助教 | (Kakenデータベース) |
高畑 直人 | 東京大学 | 大気海洋研究所 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
渡邊 剛 | 北海道大学 | 理学研究科 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【配分額】194,610千円 (直接経費: 149,700千円、間接経費: 44,910千円)